お子さんをバイリンガルに育てるには?

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お子さんをバイリンガルに育てるには?

お子さんをバイリンガルに育てるには?

2019-02-20
お子さんをバイリンガルに育てることは難しいように聞こえますが、不可能なことではありません。お子さんに複数の言語を習得させるための方法は、数多くあります。重要なポイントは、それを実現するにはさまざまな異なる方法があり、あなたのお子さんに必要なことやお子さんの望むことに合わせて都度選ぶことが最善であるということを覚えておくことです。
 
今回は、ここ日本で、見事お子さんをバイリンガルに育て上げたMarkさんとYurikoさんにインタビューをしました。
 
Markさんは、日本の地方の公立高校に通う17歳の娘さんの父親です。Markさんと奥様は、Markさんの故郷であるオーストラリアで過ごした数ヶ月の間に、娘さんをバイリンガルに育てました。
 
Yurikoさんは、働くママでありながら、アメリカ人のご主人と共に、アメリカ、ワシントン州と東京を行き来する生活の中で、2人の娘さんをバイリンガルに育てました。その2人の娘さんたちはアメリカの大学を卒業し、現在は日本の国際的な職場で働いています。
 
MarkさんとYurikoさんのご家族にとって、子育てをするにあたり、お子さんをバイリンガルに育てることは最優先の事項でした。Markさんと奥様は「バイリンガルであることで仕事や人生で活躍する多くの機会を得られたり、あるいは日本やオーストラリアでの生活を楽しむことができる」と考えます。またYurikoさんも同じように「言語は一つの大きな財産であり、お金を残すことはできなくても、子供の将来の収入に繋がる大切な要素の一つであることは間違いない」と考えます。それに加えて、大人になってから第二言語を習得するのはとてつもない努力が必要であることを知っていたため、ご自身のお子さんを育てる際に最初からバイリンガルに育てることに重点を当てました。
 
これらのインタビューから、お子さんをバイリンガルに育てる際に覚えておきたい3つのポイントを紹介します。
 
 

1. 幼少期から始める

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YurikoさんもMarkさんもお子さんが赤ちゃんの頃からバイリンガル教育を開始しました。Markさんは娘さんに英語で、奥様は娘さんに日本語で話しかけました。Yurikoさんとご主人は、アメリカに滞在しながらも2人の娘さんを日本語で保育する保育園に通わせ、ご自宅では日本語と英語の両方で娘さんたちに話しかけました。MarkさんもYurikoさんもご自身の経験から、早い年齢から始めれば始めるほど習得率が高いことを感じました。
 
科学的な観点から見ても、子どもの脳はスポンジのようであると言われます。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のポール・トンプソン博士と彼の神経画像処理研究チームによって行われた研究によると、脳の新しい言語を学ぶ機能は、6歳から思春期にかけて著しく発達することがわかりました。しかし、これらの脳の言語発達の部分は11歳から15歳にかけて発達が劇的に降下していきます。MarkさんとYurikoさんの経験は科学的に立証されているのです。幼い頃から第二言語もしくは第三言語を学び始めることにより、より簡単かつ効率的に習得することが可能となります。
 
 

2. お子さんが2つの言語を話す機会を作ってあげましょう

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時おり、ご両親以外の誰か、もしくは授業のような堅苦しい環境よりもカジュアルな環境からこのような機会が与えられると、お子さんにとってその環境に慣れやすいこともあります。例えばYurikoさんは、のびのびとした環境で英語に触れることができるサマーキャンプに娘さんたちを通わせました。この経験のおかげで、さらに英語を上達させるためアメリカに移り住んだ際も問題なく生活ができ、また日本へ戻ってきた後も東京のインターナショナルスクールに通うことができました。Yurikoさんは、「子どもに両言語で話す機会を可能な限り与えることはとても大切で、両親や座学のみからではなく、さまざまな状況で他の大人の方と両言語で話す機会や両言語を使って楽しい時間を過ごすことができる機会を与えることが大切です。インターナショナルスクールは娘2人にとってとても素晴らしく、両親以外から学ぶことがたくさんあったと思います。」と話してくれます。
 
Markさんの娘さんも同じように、英語を話す機会が増え始めた頃から英語の習得にさらに興味を示し始めました。始めは、食卓を囲みながら英語で話したり、就寝前の物語の読書タイムに英語で本を読んでいたにも関わらず、英語を話すことにほとんど興味を持っていませんでした。その当時、Markさんご家族は四国の田舎に住んでいたため、周りに英語を話す人は一人もおらず、娘さんはそのことにあまり関心を持っていませんでした。しかし、Markさんご夫婦が娘さんをオーストラリアの小学校に数ヶ月間通わせた後、状況はガラリと変わりました。「娘は英語を話す友達がたくさんでき、突然英語が上達しました。」そして日本へ戻ってきた後も、「他の人の前で英語を話すことで、僕と娘だけが話せる言語のような感覚でとても楽しかったです。」と話します。
 
Markさんと奥様は、次のように話します。
「私達の娘に両言語を習得させるのはそこまで難しいことではありませんでした。一度オーストラリアの小学校に通わせてから、娘はすぐに英語を話すことやバイリンガルであることのメリットに気がつきました。また、私のラフティング会社には、常に外国人のガイドさんやお客さんがいます。そこで娘は彼らと他のスタッフの間に入り、通訳を行うことで彼らの意見や要望を聞き出すことができます。バイリンガルならではの特別な役割を担っているのです。」
 
YurikoさんやMarkさんは一時的にお子さんを海外の学校に通わせたりしましたが、必ずしもお子さんを海外の学校に通わせなければいけないというわけではありません。学んでいる第二言語で行われるスポーツチームに参加させたり、その言語を話すベビーシッターを雇ったりすることで、その言語を話す機会を作ることができます。あなたのご家族の生活スタイルに合った環境作りをすることができます。
 

3.バイリンガルのお子さんを育てる方法は一つではありません

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お子さんをバイリンガルに育てる方法は数多くあります。Yurikoさんは、ご両親の一方が英語で話し、もう一方が日本語で話すことを勧められたことを思い出します。そしてそれはMarkさんと奥様が娘さんに対して行った子育て方法ですが、Yurikoさんご夫婦はそうではありませんでした。Yurikoさんは「その理由のほとんどは私が楽をしたかっただけだと思います。日常生活の中で、子供とコミュニケーションを取りたいと思うことは自然なことです。しかしその中で、一つの言語のみで話すことに集中する時間をとることができないこともあります。そしてそれが結果的に子供を言語の面で拘束しないことにも繋がります。」と言います。
 
またYurikoさんは、娘さんたちが一度に2つの言語を学ばなければいけないため、言語発達が遅れるかもしれないがそれは自然で問題ないことだと周りから言われたことがありました。彼女の娘さんたちにはそのようなことは起きなかったものの、このようなアドバイスをもらったことで、Yurikoさんご夫婦の不安を軽減し、リラックスさせてくれました。
 
あまりストレスを感じ過ぎず、お子さんのニーズやご家族の生活スタイルに合わせて考えてみてください。お子さんをバイリンガルに育てる方法はたくさんあり、その中に不正解な方法などありません。
 
 
ケアファインダーでは、ご家族がストレスフリーでお子さんが第二言語に触れる機会を増やすことができるようお手伝いします。MarkさんとYurikoさんが経験談をお話しいただいたように、お子さんが自然と第二言語に触れる機会を増やすことで、モチベーションを高め、効率的に両言語を習得することが可能になります。ケアファインダーのベビーシッターは60ヶ国もの国から来ており、さまざまな言語を話します。バイリンガルのベビーシッターを雇うことで、お子様が楽しみながら第二言語を練習する機会を得るだけではなく、またベビーシッターが良い模範となり、複数の言語を話すことへのモチベーションをお子様に与えることができるでしょう。
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