家族のカウンセリングと支援:ケアファインダーがNPO団体のTELLにお伺いしました!

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家族のカウンセリングと支援:ケアファインダーがNPO団体のTELLにお伺いしました!

2019-11-27
ケアファインダーのコミュニティーに所属しているご家族のみなさまは、驚くほど多様です。多くの言葉を話し、世界の様々な国を表しています。いつも日本にいる方々もいれば、全く新しくいらっしゃった方もいます。私たちとがともに働いているすべての家族はユニークである一方で、メンタルヘルスやビヘイビアヘルスに関しては、同じような課題を抱えています。
 
私たちは最近、東京のインターナショナルファミリー向けにコンサルティングやサポートを提供しているNPO団体の TELL Japanのアウトリーチコーディネーター、Selena Hoy 氏と話をしました。彼女はメンタルヘルスやビヘイビアヘルスに関しての様々な問題について人々に情報を提供したり、教育を行ったりするために、学校や会社、そして大使館を訪問し、コミュニティーを通じて講演やワークショップ、レクチャーを行っています。
 
私たちは彼女にTELLについて、そしてプログラムについての情報をお伺いしました。彼女は多くの有益な情報を共有してくれましたので、みなさんにも同じように良い情報を見つけていただけることを願っています。
 

TELLはどのような方向けのサービスですか?

 
私たちは主にインターナショナルコミュニティー向けのサービスを提供していますが、国際的なつながりをもつ日本人やインターナショナルコミュニティーに所属している人々なども対象にしています。私たちのカウンセリングセンターでは日本語のほか英語、スペイン語、マンダリン、広東語、そしてインドネシア語に対応しています。
 
TELLは Lifeline(ライフライン)というサービスを提供しています。これは無料で使用できる、電話を通じた信頼できるサポートです。何かに困っていたり、話せる相手が必要な時に年齢を問わず誰でも自由に電話をかけることができます。日本語では同じようなサービスがある一方で、英語でのサポートを提供しているのはTELLのサービスのみになっています。年間でどのくらいの人がライフラインを活用しているのでしょうか?
 
 ライフラインでは、昨年9000件の電話とチャットを受けました。週に数百件の電話がきている計算になります。ライフラインは英語のみで運営しており、私たちの呼び出し側の50%は英語を話す日本人です。
 
ライフラインのサポートワーカーとしてボランティアに参加することもできます。詳細はこちらをご覧ください。

ケアファインダーを利用しているご家族の多くはインターナショナル、もしくはお子さんに海外の文化や言語にふれさせたいと考えている日本人のご家庭です。彼らが関心をもちそうなサービスの概略について教えていただけますか?

 
私たちもインターナショナルなご家族や駐在員、そして移民のご家族などとともに取り組んでいます。セラピストの多くは様々な側面をもつ子どもの面倒をみられるように訓練されており、クリニカルディレクターの Billy Cleary氏などを含め、結婚や家庭のセラピストなどが在籍しています。またADHDや自閉症スペクトラムといった習得の違いを診断するための子どもたちへの様々な評価を行う評価チームもいます。 
 
メンタルヘルスや子育てと関係があるトピックに取り組む Exceptional Parenting Program という毎月のシリーズも展開しています。私たちのページでスケジュールを確認できるほか、Facebookでは最新のワークショップ情報を更新してます。また学び方の違いを抱える子どもたちの親のためのサポートグループもあります。グループリーダーのAlejandra Reyes氏にメールアドレス TokyoParentChildLearningGroup@gmail.comを通じてコンタクトできます。

TELLのExceptional Parenting Programは、何か特定の行動などに影響をうけている子どもたちの親向けのものでしょうか?もしくはすべての親が学べるイベントでしょうか?

 
すべての親は私たちのワークショップから学ぶことができます。もちろんトピックのなかには、他の人々よりもよりあなたに適したものもあることでしょう。親だけでなく、教育者やアドミニストレーター、そして心理学に興味のある人々などが私たちのワークショップに参加しています。ワークショップにはどなたでもご参加いただけます。

TELLは学校でのいじめ防止のワークショップなど、コミュニティーでプログラムを提供しています。どのようなプロセスでいじめ防止のプログラムが学校で開催されているのでしょうか?最初はインターナショナルスクールや現地の学校で行っているのか、もしくは一緒にやっているのでしょうか?

 
私たちはある一定数の英語話者がいる学校で、一緒にプログラムなどをやりたいというご希望があればどのような学校に対しても対応しています。当初はインターナショナルスクールで開催していましたが、他の学校でも現在は開催するようになりました。要望をうけたワークショップやトレーニングに関しては、料金をいただいているものもあります。ご興味がある方はぜひお問い合わせください。

テルのサービスが家族にとって助けになるかどうか決める上で、親がアンテナを張るであろう何か特定の行動やサインというのはありますか?

 
メンタルヘルスにおいては、本当に多くの異なる問題があります。そのため即座に軽く答えるのは不可能でしょう。ですがもし親が子どもを心配しているのであれば、そして長い間固執している行動にお気づきであるのなら、何かしらの対応をはじめてもよいのではないでしょうか。正式なものである必要もありません。スクールカウンセラーと話をしたり、支援団体を調べたり、もしくは他の親に尋ねるのもよいステップになりえるでしょう。

行動面や他の問題を抱えている子どもと接している親や、そのようなことを考えている親に対して、外部からの助けを待っている間にすぐにでも実践できるアドバイスや方策はありますか?

 
同じことを申してしまいますが、特定の状況を知らない限りは何か発言することは難しく、もし問題があるのであれば、助けを求めないようにとも推奨したくはありません。健康上の問題の場合であればそこまで長くは待たない一方で、メンタルヘルスの問題に取り組むとなると、私たちは多々とても長い時間を要してしまいます。しかし私はご両親に対して、知りたがる気持ちをもちながら冷静に、そして教えたいと願う模範的な行動(口でいうのではなく、見せること)をしてほしいと思います。 
 

すべての子どもたちのニーズは異なると存じていますが、インターナショナルなご家庭の間で特に見受けられるような傾向(例えばいじめやうつなどの問題)はありますか?

 
文化の適合はインターナショナルコミュニティーの多くの人々において大きな問題です。(駐在員のご家庭などの)国際的な移動は多くの変更があるため、関連するすべての人々に課題をもたらします。いじめは日本の、そして他の多くの場所他の地域でも同じように大きな問題です。私たちはうつや不安感、そして若者の自殺率の上昇もみてきています。学習方法の違いを持っていたり、違いを学んでいたり多文化や人種の違う子どもたち、そしてLGBTQIA+スペクトラムの子どもたちは、例えばいじめなどの被害にもうけやすくさせてしまう更なる課題に直面してしまうでしょう。  
 

TELLの団体以外に、東京周辺で利用できるサービスや、親に推奨する家で使用できる戦略などはありますか?

 
たくさんあります!私たちのサイトで様々なトピックの概略などをご覧ください。詳しい情報はリソースタブ をチェックしてみてください。
 
 
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